燃料電池とは?
「水素」と「酸素」を化学反応させて発電する『燃料電池』
「水素」と「酸素」を化学反応させて、直接「電気」を発電する装置です。「電池」という名前はついていますが、蓄電池のように充電した電気を溜めておくものではありません。燃料電池の燃料となる「水素」は、エネファームでは天然等を水蒸気改質して作り、「酸素」は大気中から取り入れています。一方FCVのMIRAIでは、70MPaに圧縮された「純水素」を車に搭載して燃料としています。今後は、2050年のカーボンニュートラルに向けて、電源等の調整力としての水素・燃料電池に期待が寄せられています。
「燃料電池」は夢のエネルギーです。
燃料電池は、大型のものは発電施設として、中規模のものは地域コミュニティやオフィスビルなどに、小規模なものは家庭などに備えつけられて、電気と熱を供給できます。さらに小型のものは、自動車や船舶などの駆動源に使えます。さまざまな場所で燃料電池が活躍できるよう、さらなる技術開発と普及に向けた標準化などが進められています。